ごあいさつ
土浦小学校は明治6年2月に開校し、今年152周年を迎えます。この輝かしい歴史と伝統を有する土浦小学校に勤務できることは大きな喜びであり、またその責任の重さを改めて感じているところです。
本校は、地域の皆様のご支援もあたたかく、文化と伝統の誉れ高い、素晴らしい教育環境に恵まれた小学校です。冷暖房が完備され明るく広々とした教室、全クラスに設置された電子黒板、使いやすい特別教室、光があふれるコミュニティーホール、シンボルとなっている中央大階段、タータンのトラックと芝生の校庭など施設、設備も充実しています。
4月になり、子どもたちは新しい学年で新しい友達や新しい先生と出会い、希望に燃えて学習に運動にしっかりと取り組んでいます。紙面を借りて、今年度の教育活動の重点事項について説明します。
児童一人一人の個性を尊重すると共に自ら学び自ら考える力を育成するためには、毎時間の授業を大切にします。デジタル教科書を活用し、分かりやすく楽しい授業を行います。
規範意識や思いやりの心など豊かな心を育成するためには、道徳の授業を核とした心の教育を推進します。道徳の授業では、資料を活用したり、体験活動をふまえたりするなど話し合いを工夫します。
すこやかな心とたくましい心と体を育成するためには、学級活動を中心とした継続的指導と業間体育を計画的、継続的に実施するとともに、健康安全教育を充実させます。
児童にとって魅力ある学校とは、一人一人が大切にされ、認められ、分かる楽しさ、できた喜び、共に生きる嬉しさで活力がみなぎっている学校と考えます。そのため、お互いの良さを認め合い、助け合い、学び合う学習集団作りなど学級経営を工夫します。また、縦割り班活動を中心とした異学年との交流は、様々なことを学ぶすばらしい活動です。今年度も異学年との交流を様々な場面で行います。
学校・家庭・地域が子どもの幸せを願う気持ちを共有することを大切にしながら、恵まれた環境を生かし、「一人一人を生かし、創造性に富み心豊かに生きる児童」の育成に総力をあげて取り組みます。どうぞよろしくお願いいたします。
学校長 鶴田 由紀子